ワクチン接種と抗がん剤服用のタイミングに悩む
こんにちは、teaです。
ひさびさのブログ更新になってしまいました。
8月は、抗がん剤の副作用と夏バテが重なってしまい、本業で徹夜作業があったりで本当にぐったりの1ヶ月でした。。。
さて、抗がん剤を自宅で服用し始めて早くも1年が経過しようとしています。
脳腫瘍摘出手術後の点滴投与から数えると約1年半が経過。
あと半年は抗がん剤を毎月飲まなければなりません。
僕の服用方法は、こんな感じです。
- 月1回の診察で採血をし、抗がん剤に耐えられる状態かを確認
- 診察の夜から5日連続、自宅で抗がん剤を服用
- 3週間は通常通り勤務
この流れを毎月繰り返しています。
抗がん剤の副作用は個人差が大きいそうで、吐き気や頭痛、倦怠感、便秘や下痢などさまざまです。また、副作用の一つとして「水すら苦く感じる」といった症状も出ます。
ぼくの場合、ひどい便秘と倦怠感で、毎月1週間近く仕事を休み、自宅療養させてもらっています。その間は玄関にすら行けないほどの息苦しさになります。
こんな中、新型コロナのデルタ株が急速に拡大している。
しかも、職場関連でも陽性者が少しずつ出ている。
基礎疾患があるのでいつでもワクチン接種ができるものの、抗がん剤の副作用が完全に抜けきるには1週間から10日が必要です。問題はスケジュールです。
まずは抗がん剤を服用、副作用が抜けきるまで約10日。
その後に1回めのワクチン接種。
そして抗がん剤服用。
続いて2回めのワクチン接種。
つぎの抗がん剤服用…
そもそも、すでに体力が減衰した状態でワクチンを打てるのか?
抗がん剤との相性は?
そんな不安を、そのまま担当医に聞いてみました。
ワクチン接種と抗がん剤って大丈夫らしい?
9月初めの定期検診で、担当医に聞いてみました。
ぼく「ワクチン接種をしたいのですが、抗がん剤とは問題ありませんか?」
担当医「問題ありません、いまのところ問題があったケースはないようです」
ぼく「じゃぁ、抗がん剤の副作用がある期間だけ気にすればいいと。」
担当医「そうなりますね。うまく予約がハマればいいのですが。」
ぼく「そこが難しいですね、ファイザーやモデルナ、アストラゼネカで、2回めの接種間隔がかなり違うようですし」
担当医「抗がん剤服用を1ヶ月、お休みしますか?風邪を引いた人なども先送りすることはありますよ。」
ぼく「え、そうなんですか??」
担当医「ええ。1ヶ月休むくらいなら大きな変動はありません。」
ぼく「では、今月すぐというのは難しいと思うので、来月に服用を休みます。」
担当医「それで構いませんよ。」
ぼくの抗がん剤はテモゾロミドを280mg。
これを5日間連続で自宅服用しています。
ぼくの場合は、抗がん剤とコロナワクチンの問題はないようで、スケジュールさえうまくつかめれば良いということがわかりました。
というより、1ヶ月休むという選択肢があったことに驚きました。
逆に考えれば、毎月こんなに頑張ってるのに、そんなに効果がないことが肌で感じ取れたのです。
やっと打てると思ったらワクチン接種予約が…
接種券は数ヶ月前に届いています。
なんなら、奥さんはすでに2回接種済みだったりします。
近所のかかりつけ医にさっそく(奥さんに)予約をとってもらおうとっしたのですが、ちょうどワクチンの見込みが立たなくなって来た頃だったようで、新規予約をストップしていました。
その後、数回「明日ならキャンセルがありますがどうですか?」という連絡をいただいたものの、見事に抗がん剤の副作用前後で、まったく無理でした。
そして、今日に至っています。
来月(10月)には、せめて1回めの接種を受けたいと思う日々です。
会社の同僚が乳がん摘出手術をした
前回もお話した、会社の同僚(かつ同期)の女性が、今週月曜日に乳がんの摘出手術をしました。
治療計画は、手術前に半年間の抗がん剤投与(外来で点滴)をして腫瘍を小さくしてから摘出するというものでした。
おそらく最もスタンダードな治療計画だと思うので、寛解(完治すること)ができるパターンだと信じています。
今週月曜日に手術、木曜日には退院し、自宅安静とのこと。
身近にそんな事があったかと思うと、ツイッター仲間もがんになったとのお知らせが。
がんになると、やはり多くの保険に入ることができなくなります。
この方も保険に入れなくなっているとコメントをしてくださいました。
ちなみに、わたしの知人たちで、がんになっている人の年齢は30代から50代がほとんどです。しかも、人間ドックでたまたま見つかったという人が過半数です。
ぼくのように、突然左半身がマヒするひとはごくまれなようで、だれも無症状・無痛状態なので健康だと思っていた矢先のこと。
もしあなたが健康で、がん保険に入っていないなら、月々数百円のものでもいいので入っておいてください。
ぼくはもう年金保険以外は入れないと、ニッセイのおねえさんにハッキリ言われました。
※他の保険は、継続ならばそのまま入れました。
つらいときにお金の心配をすること、家族を不安にさせることは本当につらいです。
ぼくは安い掛け捨ての保険を(お付き合いもあり)たまたま4つも入っていたので、入院給付金で通院治療費がまかなえています。
残念ながら、ぼくの入っていた保険は「通院治療費対象」「休業補償タイプ」ではなかったのですが、2年間の治療計画全額をまかなえるほどの保険金額がおりました。
また、たまたま住宅ローンを組んだときに銀行からおすすめしてもらっていた3大疾病特約の住宅ローン保険(団信とは別)に入っていたので、働けなかった期間の住宅ローンまで保険が下りました(40万円以上、本当に助かりました)。
掛け捨てのものでも、健康なうちになにか入っておいてください。
安さで言えば、コープ共済や県民(ぼくは京都府在住なので府民)共済なら毎月数百円という破格のものもあります。ぼくが入っていたのも、毎月数百円から3千円まで程度の掛け捨てのみです。
自分で選ぶのが大変ならば、イオンの中にある保険総合案内でも構いませんし、ネットでも総合的に紹介してくれるサービスがあります。
個人的には保険会社を選ぶより、多数の保険を扱っているサービスで、FP(ファイナンシャルプランナー)に「とにかく安く、必要最低限の保証が欲しい」と言ったほうがいろいろ提案してくれますし、勉強にもなって一挙両得だと思います。
日本では、3人に1人はがんになると言われているそうです。ぜひ今のうちに。
また、ワクチン接種の体験談もご報告しますので、ときどき見に来てください!