こんにちは、teaです。
今年、わが家は2人同時に卒業式を迎えました。正直、この病気になったときは卒業式に出られるとは思いもしませんでした。感無量です。
上の子も無事に公立高校に合格、家計的にもとてもホッとしています。
頑張らなきゃ、ちゃんと人並みに働いて、家族の幸せを守りたい。
そんな折、主治医から抗がん剤治療について、前向きな意味で止める方針の話が出るように。
脳腫瘍摘出手術からそろそろ2年が経ちます
緊急入院後、脳腫瘍を開頭手術、放射線治療と並行して抗がん剤治療をしています。
1ヶ月強の入院生活後、自宅療養に切り替えてから2年が経とうとしています。放射線治療は30回が限界で、その後は抗がん剤を経口服用する治療計画となっています。
毎月、月初に診察を受けて抗がん剤服用が問題ないか、腫瘍の状態はどうなっているかなどを検査し、その夜から5日間の抗がん剤治療をしています。
副作用は人それぞれのようですが、ぼくの場合は激しい便秘。食事もひどいときは2日間は食べられなくなります。
この抗がん剤治療をそろそろ止めてもいいといった話になってきました。こんなに嬉しいことは有りません。まさか、ほぼ健常者の生活を手に入れるかもしれないのです。
脳腫瘍(グリオーマ)の一般的な情報
脳腫瘍(グリオーマ)は、悪性腫瘍で、脳に染み込むように広がるガンです。
ぼくの場合は、ステージ4と言われましたが、今のところ存命です。抗がん剤治療を2年ほど行うのが一般的と言われており、平均的に発症から2年半と言われています。
研究結果では、抗癌剤治療を受けた人と受けなかった人の平均余命は3ヶ月ほどしか変わらないということも知りました。
また、主治医の経験談では、1年で他界した人もいたそうです。
脳腫瘍摘出後の抗癌剤治療のゴール
脳腫瘍の摘出手術直後の治療計画で、抗がん剤治療を2年は行うと言われていました。
実際飲んでみると、体重は毎月初の服用で5kg痩せて、次の月収に向けて5kg戻すという過酷な副作用でした。
つらいからといって、命に代えられるものではありません。コロナワクチンを打つとき以外は、欠かさず飲み続けてきました。
そろそろ手術から2年が経ち、主治医から「辞める人もいます。やめた場合はMRIで確認をし続けることになります」という話が出てきました。
現時点では安定しているからだと思いますが、念のため丸2年は頑張って飲もうと思います。
本音は、怖くてこれ以上脳腫瘍について調べられない
職場の先輩に脳腫瘍のことを話すと、やはり他界した人を知っている人もいて、「働いていて大丈夫なのか?」と心配していただくこともあります。
確かに、左手のマヒは治りませんが、ふつうに呼吸をして、2本足で歩けて、自分で食事が摂れているのは奇跡としか言えません。
きっと、ネットを調べれば脳腫瘍に関する様々なデータや医療機関のコラムなども読めるでしょうけれど、本音では怖くて調べる気になりません。
病は気から。
このまま、悪運にそっぽを向いて、行けるところまで進みたいと思っています。
せめて、子供の結婚式には披露宴会場で号泣したいじゃないですか!
ではまた。
追記:コロナワクチンの3回め摂取はまだです。ゴールデンウィークあたりには接種券が届くと思うので、またこの場で報告します。